用途を選ぶ
実印法人実印は会社設立の際に法務局へ登録する印鑑でございます。登録することより「実印(登記印)」としての役割を持ち、公正文書や不動産売買、社外との契約の際に 使用するため、会社にとって非常に大事な印鑑でございます。 一般的なサイズは18mmもしくは16.5mmの丸印が使われてございます。
銀行印法人銀行印とは法人用近郊口座開設の際に金融機関に登録し、会社が預金の支払いや手形・小切手に押印し使用する印鑑でございます。法人実印と共に重要な印鑑でございます。法人銀行印は外枠に団体名が回文として入り、内枠には一般的に「銀行之印」と入っております。
認め印(角印)法人認印とは会社名が入った法的には届け出ることの無い法人の認印ですございますが、会社・団体の権威を象徴する印鑑として契約書、領収書等に社名・団体名と供に捺印される重要な印鑑となっております。字入れの際には全体の文字数のバランスを見て、「印」もしくは「之印」が入る場合もございます。 一般的なサイズは24mmもしくは21mmの角印が使われてございます。
印材を選ぶ
柘古くから印材として使われ、木製のハンコとして一般的に広く愛用されてございます。辻美堂で取り扱っております柘は、柘の中でも高級品とされております薩摩本柘でございます。柘の木は繊維が緻密で目が詰まっておりますため、高度も粘りもありハンコとして長期間ご使用してもあまり変化がなくお使いいただけます。
黒水牛水牛の角の芯の通った中心の部分の芯持(しんもち)と呼ばれる部分を加工した印材でございます。辻美堂では、良質であると言われる印面側の芯の小さいものを選別し彫刻いたしております。黒光りした美しさは、フォーマルな場面に相応しい威厳のある印材でございます。
牛角(並)牛の角を加工した独特の斑模様が入った印材でございます。 乳白色の下地に茶色の斑が入った濃淡の美しい印材でございます。辻美堂では濃淡が強くもなく弱くもない印材を使用してございます。また、一つとして同じ模様が無いため、どのような模様であるかを楽しみにしてお待ちいただけますと幸いです。
牛角(純白)牛の角を加工した透明感のある乳白色の高級品でございます。 陸牛の角を加工した印材の中でも、茶色の模様が殆ど入らない乳白色の色味をもった、極めて貴重な「純白」と称される印材でございます。上品で柔らかい色味の乳白色が男性の方のみならず女性の方にも好まれております。天然素材ゆえに1本1本風合いが異なってございます。
彩樺(茶・黒・赤)バーチ材(真樺)とフェノールレジンを高圧加熱処理にて作り上げたエコロジーな印材でございます。バフ仕上げの為、各色共に濃い部分と淡い部分の美しい木目が見られます。強度の通常の木材よりもあるためひび割れなども少ない印材でございます。
白檀白檀がさわやかな甘い香りを持つ、貴重な香木として仏像や仏教儀式に使われてまいりました。高貴な香りを楽しむために扇子の骨やにおい袋の香料としても使われております。高貴な香りが漂い、心を落ち着かせて捺印することができる素晴らしい印材でございます。(個体にもよりますが、白檀の香りは半年~1年で徐々に薄れていくことがございます。)
化粧箱に関して
レザーケース法人1本用外側が黒のレザー調で中は側赤の滑らかなベロア素材でございます。24mmまでの法人用印鑑が1本収まります。(印鑑ケースに入れてのご使用はできません)
レザーケース法人2本用外側が黒のレザー調で中は側赤の滑らかなベロア素材でございます。24mmまでの法人用印鑑が2本収まります。(印鑑ケースに入れてのご使用はできません)
レザーケース法人3本用外側が黒のレザー調で中は側赤の滑らかなベロア素材でございます。24mmまでの法人用印鑑が3本収まります。(印鑑ケースに入れてのご使用はできません)
レザーケース法人2本用(捺印マット付)外側が黒のレザー調で中は側赤の滑らかなベロア素材でございます。捺印マットがついておりますので便利にお使いいただけます。24mmまでの法人用印鑑が2本収まります。(印鑑ケースに入れてのご使用はできません)
レザーケース法人3本用(捺印マット付)外側が黒のレザー調で中は側赤の滑らかなベロア素材でございます。捺印マットがついておりますので便利にお使いいただけます。24mmまでの法人用印鑑が3本収まります。(印鑑ケースに入れてのご使用はできません)
印材のサイズを選ぶ
認め印(角印)認印は普段、会社・団体の権威を象徴する印鑑として契約書、領収書等に社名・団体名と供に捺印される重要な印鑑となっております。そのため大きいサイズを選ばれる傾向がございます。一般的には21mmか24mmがお使いになられておりますが、風格がございますため24mmをお勧めしてございます。
銀行印法人銀行印とは法人用近郊口座開設の際に金融機関に登録される印鑑ですが、丸印という形状が実印と似ておりますためサイズを実印と異なるものをお選びになるか、銀行員を丸棒・実印を天丸でお選びになられる方もございます。サイズは16.5mmもしくは18mmが一般的です。
実印法人実印(登記印)は会社にとって大切な印鑑です。契約の際などの大切な場面で人目に触れること考慮して、天丸型の印材を使い大き目のサイズをお選びになられる方が多いです。16.5mmもしくは18mmが一般的ですが、ほとんどの方が18mmをお選びになられます。
印鑑の書体を選ぶ
古印体日本独自の文字で、大和古印とも呼ばております。風雅な味わいがあり墨溜りや欠け途切れが特徴でございます。可読性が高く、回覧などの捺印や荷物の受け取り等に適しております。
篆書秦の時代に始皇帝によって統一された文字でございます。国宝【漢委奴国王】の金印に彫られている文字や、日本銀行発行のお札に捺されている印鑑の文字など、身近でよく使われている書体でございます。可読性が低く、偽造されにくいため個人・法人共に実印に適した書体でございます。
印相篆書体をベースに中心から外に向かう力強い流れの線が特徴の書体でございます。文字と枠が接する部分をもうけ、欠けにくくなっております。ハンコの文字を代表する書体のため人気がございます。篆書体をベースにさらにデザイン性を高くし、可読性が低くなっておりますため実印や銀行印などに適した書体でございます。
隷書前漢時代に小篆が簡略化されて生まれた実用的文字でございます。運筆が特徴的な文字でございます。身近なところでは、お札の「日本銀行券」と書かれている文字は隷書体でございます。現代的な文字に近く読みやすい文字も含まれているため、少しこだわりを見せたい認印などに適してございます。